![]() |
|
|---|---|
| サイトマップ | |
2004.10.12
第4話 ロシアンスタイルのサウナ:バーニャ その2バーニャパーティーはやっぱり厳冬期の夜がいい。月夜であればランプもキャンドルもいらない、窓から差し込む青白い雪明りがとても幻想的だ。 自然の光に色があることを月と雪が教えてくれる。そしてこんな夜は誰をも詩人にしてしまう。 BGMは屈託のない楽しげな仲間たちの抑制の効いた話し声と薪のはぜる音、静かなパーティーを演出してくれる。 外は氷点下25℃、静寂な空間が広がる。 バーニャで熱くほてった身体のまま雪原に飛び出す。 まるで燃えているかのように水蒸気が体中から立ち昇り一瞬にして髪は凍りつきまるでヘルメットのようだ。 それでも身体は熱くタバコを一服するくらいは寒さをまったく感じない。 バーニャパーティーは穏やかな冬の楽しい夜のひと時を与えてくれる。
そしていつも思う。どうしていつもこんなに楽しいのだろうと、理由は明らかだった。 |
|
| |
|