魚卵バージョン
2010.10.15
ゴルゴ イチ押しお土産シリーズ

魚卵シリーズ
ロシア人のイクラ好きについては先にも書いた。鮭子、鱒子、タラコだったと思う。
今回ご紹介したいのは、更にロシア人の魚卵好きを証明する秀逸のバリエーションである!
すでに皆様ご存じ。「キャビア」。魚卵の世界においてダントツのワールドカップチャンピオンと言って良いだろう。(右の写真左奥2番目:113g入り瓶詰めチョウザメのイクラ。)
残念ながらここ数年はほとんど市場で見かけることが無くなった。いまや幻の逸品である。
しかし、ロシア人はあきらめなかった。「獲れぬなら、作ってみましょうロシアンキャビア!」として涙ぐましい努力の末、国をあげて完成したのがこれだ!(右の写真の奥左)、パチモンと言うのは容易だろう、しかしながらかの国においてこの出来映えである。個人的には拍手を送りたい。
そして新しいのが、塩漬け瓶詰めシリーズ「数の子」、「ししゃもの子」、「パイクの子」である。
物流システムの改善で遠くサンクトペテルブルグから極東までやってきた珍味であり、特に「数の子」、「ししゃもの子」はバラ子になっていてスプーンでいただく。日本人にとってはそれだけで「お~!」である。夏の冷や酒!秋なら熱燗。洋酒の時はリッツでカナッペ。もちろん熱々ご飯に刻み海苔なんか添えちゃうと季節を選ばぬ逸品と信ずる。
パイクは日本名を川カマス。今の日本には生息していない魚なので、名前を知っているのは多分フレッシュウオーターのアングラーに限られると思う。それ故お土産とすると彼らからはかなりの高偏差値が期待できるものと考える。是非お試しいただきたい。
缶詰「真鱈の子」。まだ食していない。どうやって食べようかと現在思案中である。
キャビアを除けばいずれも求めやすい価格帯である。邦貨換算¥300~¥600。(2010年7月)お土産の一つにいかがかな?
(*本物のキャビアはここ数年お目にかかっていない。本当に品薄なんだと思う。)