コンパスと地図
2011.02.13
今までコンパスを使っているロシア人を見たことがない。また地図を広げている姿にも出会ったことがない。しかしいつも適確に目的地に到着し迷ったことがないのも事実だ。
コンパスも地図も実は良いモノがある。今回はその2点をご紹介したい。
先ずはコンパス。
日本でもおなじみのスタイル。リキッドタイプだ。しかし回転ベゼル(リング)が二重になっているので使い回しが効く。そしてストラップがいい!!御覧いただきたい。2穴で吊るので首にかけて動いていても捩れを防止する。(小さなことだが製造コストのかかるスペックと思う。)しかしながらメードインロシア!邦貨換算わずかに600円!
もう一つはリストコンパス!これは素晴らしい。ノンリキッドであるが照星照門がついている。そして夜間でも使用可能とするため要部には夜行塗料が塗布されている。また、磁針をロック出来る構造となっていて、側面のノブによりリリースとロックが選択できる。
価格もうれしい邦貨換算わずかに900円!(日本でこの手のリストコンパスはダイバー用としてリリースされているが1万円を超える。)
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リキッドタイプ
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リストコンパス
地図は日本と尺度が違う。日本では2万5千図や5万図が一般的だが、ロシアは1万5千図、そしていきなり20万図50万図、100万図となる。(コンパスのベースプレートスケールは1万5千だ。)
広大なロシアを征くとき、50万図は大変便利だ。そしてチョット大きいけど20万図と併用すれば結構何とかなる。
カラーの印刷物は今もってロシアでは結構いい値段である。特に地図は他の紙物と比較すると高めである。邦貨換算1,800円~2,500円位。
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コンパス2種
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地図