ユジノサハリンスク郊外
市内から望む、車で30分という近間のエリア。といっても展望台までは2時間森の中を登るという侮れない山。
展望台まで上がるとお花畑が迎えてくれます。
眼下には緑の山並みとユジノ市内が望めます。花としっかり登山気分を味わえる登りごたえのある山。
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・カラフトハナシノブ
・チシマフウロ
・カラマツソウ
・コウリンタンポポ
・ウコンウツギ
・エゾノヒョウタンボク -
・ハクサンチドリ
・シナノキンバイ
・ シャク
・コケモモ
・ナナカマド
・マルバシモツケ -
・エゾシモツケ
・ゴゼンタチバナ
・イワツツジ
・エゾツツジ
・ミツバオウレン
・ハイマツ
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シナノキンバイ、カラフトハナシノブ、チシマフウロ、シャクに彩られる頂上直下のお花畑
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ハクサンチドリとチシマフウロ
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ピーク付近のエゾツヅジ
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第一ピークへ向かう
サハリン東海岸A
サハリンの一番細いウエスト部分から北上した場所。
オホーツク海の冷たい風の影響で夏でも涼しく、その環境の特異性から低地から高山植物が見られるエリア。
特にこの地区は、林道を使い山の奥地まで入れることが可能。
車を置いた場所からすでに高山植物が迎えてくれます。
廃道を利用して頂上へ。廃道はすでに道端が天然のガーデニングのよう。
イワブクロの大株、エゾツツジやコザクラの天然バスケットにコマクサのミニガーデン。花々を眺めながら歩けるらくちんコース。
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・イワブクロ
・コマクサ
・エゾヒメクワガタ&クワガタの仲間
・キンロバイ
・ハタザオの仲間
・ユキバヒゴタイ
・ウスユキトウヒレンの仲間
・ウラジロタデ -
・ミヤマオダマキ
・エゾツツジ
・イワベンケイ&その仲間(2種)
・マルバシモツケ
・ミヤマキンポウゲ
・カシポコザクラ
・シロウマアサツキの仲間
・ハクサンボウフウ -
・コケモモ
・イソツツジ
・ヒメイソツツジ
・イワウメ
・イワギキョウ
・トウゲブキ
・シコタンソウ
・リンドウの仲間
サハリン東海岸B
上記と同エリア。
こちらは道なき道を海岸線から登ります。ササがないので歩きやすく、1時間半くらいで稜線にでます。
海岸線から歩き始めて標高50mくらいから、足元にはハナシノブやコケモモやクロユリが出できます。
一面コマクサに覆われた急なガレ場をコマクサを避けながら登ると稜線へ。コマクサはまだまだ続きます。
ハンノキの下にコマクサが咲いていたり、稜線上の草原は、エゾスカシユリやスズランが咲き、その下にはコケモモがびっしりという不思議なフラワーワールドです。コマクサに導かれように頂上へ。
ただ、海岸からの風でいつでも霧がかかったようで、低いながら風はかなりものです。飛ばされないよう注意が必要。
午前中で登って下れる花の衣をまとった山。
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・ゴゼンタチバナ
・コケモモ
・カラフトイバラ2種
・マイヅルソウ
・イソツツジ
・ヒオウギアヤメ
・ハクサンチドリ -
・カラフトハナシノブ
・ハハコグサ
・コウリンタンポポ
・ カラフトウスユキソウ
・カラマツソ
・コマクサ
・フタマタタンポポの仲間 -
・ カラフトウスユキソウ
・タカネウスユキソウ
(orチチコグサ)の仲間
・ミヤマハハコ
・マルバシモツケ
・エゾスカシユリ(G)
・スズラン(G)
・イソツヅジ
温原
まだ日本のようにも木道もなく、昔子どもの頃やち坊主がある湿原
をずぶずぶ歩いた感覚がよみがえるなど、郷愁を感じさせてくれる場所です。人が入った後は、時々釣り人のあとがあるくらいで、点在する池塘が空の青さを映し出し、時間がとまったような世界が広がります。時々長靴がうまったり、危険な池塘があるので要注意。
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・コウリンタンポポ
・ハクサンチドリ
・ゴゼンタチバナ
・エゾノゴゼンタチバナ
・アオバナ
・イゾツヅジ -
・ワタスゲ
・ナナカマド
・ホロムイイチゴ
・ツルコケモモ
・ヒメエゾザクラ
・ヒオウギアヤメ -
・ヤナギトラノオ
・モウセンゴケ
・ナガバノモウセンゴケ
・スゲの仲間
・ アブラナ科の仲間
・マンテマの仲間
サハリン中部A
巨大6輪駆動車に揺られ山の奥へ。人っ子一人いない、いるのはヒグマだけ?そんな世界です。
登山道はなく、初夏に残る雪渓と利用して登る本格的登山の山。雪渓が溶ければ、当然ヤブこぎ。
でも、がんばって登れば報われる・・・お花畑が迎えてくれます。
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・カラフトハナシノブ
・チシマフウロ
・カラマツソウ
・コウリンタンポポ
・ウコンウツギ
・エゾノヒョウタンボク -
・ハクサンチドリ
・シナノキンバイ
・ シャク
・コケモモ
・ナナカマド
・マルバシモツケ -
・エゾシモツケ
・ゴゼンタチバナ
・イワツツジ
・エゾツツジ
・ミツバオウレン
・ハイマツ
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この深い谷間を登ります。
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ヤブ漕ぎのわきには、美しいハクセンナズナが・・
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時期によっては雪山を登ることも
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霧の中の山頂とお花畑
雪渓がきれてようやく馬の背へ。ここまで3時間。さらに頂上まで1時間。それでも様々な高山植物が迎えてくれました。往復8時間の登りごたえ&スリル満点の登山が楽しめます。
サハリン中部B
上記と同エリアで大きな谷を越えた峠にある、これまた登山道のない山。こちらも雪渓をつないで登ります。
雪渓というよりブルーアイスの氷河のよう。頂上にはこのエリアにしかないヒトツバオキナグサのお花畑が・・・。
足元は高山植物のクッションで夢の世界のようで、その斜面の急さも夢のようでした。