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【ノマド|ロシアセクション】

旅のコラム

ロシアのウオッカ8

2009.07.01

今月のウオッカ/「ツァールスカヤ」(皇帝の)

生産者: 「ラドガ」ホールデングのグループ会社である産業グループ「ラドガ」(閉鎖株式会社)は、ロシア北西地区(サンクトペテルブルグ)の著名なアルコール飲料製造企業である。1998年にウオッカ生産を始めて以来、その急速な事業発展によりロシアアルコール連盟の表彰も受けている。また、ウオッカやリキュール類製造分野の「ロシアアルコール市場のリーダー」賞にも一度ならず輝いている。「ラドガ」社の製品はロシア国内ばかりではなく、ドイツ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ギリシャ、アメリカ、カナダ、エストニア、ラトビアや東南アジア諸国で広く販売されている。
 数多くのコンクールで、華々しい受賞歴を誇るウオッカ「ザラターヤ」はロシアの高級ウオッカリストにも入っているプレミアウオッカである。次に掲げるのは入賞歴の、ほんの一例である。
2004年 第11回国際博覧会「ワインとウオッカ見本市、ペテルブルグ2004」のティステイングコンクールでグランプリ受賞
2005年 モスクワ国際博覧会「食品エキスポ」グランプリ
2005年「ユナイテッド ウオッカ」博覧会、ベルギーでの銀賞
2006年 モスクワ国際博覧会「食品エキスポ」グランプリ
2007年 モスクワ国際博覧会「食品エキスポ」グランプリ
ウオッカ「ツァールスカヤ」
 サンクトペテルブルグ市の生誕300年祭を記念して特別に製造されたウオッカ「ツァールスカヤ」には、ペテルブルグの魂や、歴史と現代をつなぐ気持ちが込められている。原料には「ルクス」アルコールと菩提樹の花エキスが使用され、さらに「ツァールスカヤ」に加えられた菩提樹の花のハチミツが、ウオッカにまろやかな味わいを添えている。また、全体のバランスが最良のフォームになるように特別製作されたボトルは、祝いのテーブルを華麗に盛り立てるにふさわしい美しさである。

アルコール度: 40%
容量: 0.5L、0.75L、1L
成分:改質飲料水、精留エチル「ルクス」穀物アルコール、菩提樹の花の純正ハチミツ、菩提樹の花エキス

アウトドアクッキングのレシピ

野鳥のシュルパ(シュルパ:一般には羊肉を使った具沢山のスープのこと)】

 タイガで作ることのできる料理の中で、これ以上に簡単で美味しいものは、おそらくあるまい。必要なのは最低限の用具、つまり鍋かフライパンと、ヒマワリやオリーブなどの植物油、調味料の塩と砂糖に黒コショウ。そして勿論、好みの魚。
 今回は、サハリンのリュトガ川で獲ったサクラマスを使った写真を皆さんにお見せしたい。魚は内臓を取り、人数分に切る。火が通りやすいように、切り身は厚くしないこと。次に魚に塩を振るが、この塩は普通、スプーン3杯の塩に砂糖とコショウをスプーン各1杯混ぜて準備する。私は魚の本来の味を楽しむために、ほんの少ししか振らないが、好みに合わせて混ぜ塩の量を加減する。塩をした魚を少なくとも30分は、そのままにしておく。

 充分に熱した鍋かフライパンに油を注ぎ、魚を重ならないように置く。表面がこんがりと色づくまで焼き、裏返す。魚の中側がパサついてしまわないよう、しっとりと汁気を含んだ切り身の外側だけが薄くパリッとできあがるように気をつけて焼きたい。魚が焼きあがったら火から下ろし、鍋の余分な油を捨てる。盛り付ける時に、好みでパセリや青ネギなどの薬味を振り掛ける。

追伸: サハリンの釣り人が一番美味しいというのは、冷凍や保存をしていない、その日に釣った獲りたての魚だ!

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