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【ノマド|ロシアセクション】

旅のコラム

ロシアのウオッカ9

2009.08.01

今月のウオッカ/「パントフ タイガ」(Pantoff Taiga)

 都会の喧騒と日々のわずらわしさから解き放たれて、自由に思いをめぐらす時を与えてくれるのが、このウオッカである。「パントフ タイガ」には、松毬と松葉の芳しい香りとアルタイ産ハチミツの甘さの絶妙なハーモニーがある。ボルガ川上流地域で深い地層から汲み上げられ、特別に処理された地下水が、柔らかな口当たりを醸しだしている。ウオッカのベースに使われているのは、精留エチル「ルクス」アルコール。

成分:改質飲料水、精留エチル「ルクス」アルコール。
香料:松毬と松葉、砂糖、純正ハチミツ。

 製造元の「パントフ商館」は2004年に設立された。
 同社の持つパテントに従って製造される「パントフ」シリーズには、「タイガ」、「ヤクーチア」、「ラシアン」、「スペシャル」の4種類のプレミアクラスのウオッカがある。

 「パントフ スペシャル」には鹿の袋角から抽出された強壮剤エピソリンとロディオラ・ロゼラの花エキス(鎮静作用がある)が入っており、活力や抵抗力を高める効果を持つ。柔らかな飲み口の薫り高いウオッカである。
 「パントフ ラシアン」には、亜麻の実とハチミツが用いられているので、殊のほか優しく柔らかい味わいである。また、活力を高めるパントクリン(鹿の袋角から抽出される)も含まれている。
 「パントフ ヤクーチア」にもパントクリンが入っている。このウオッカには、ほのかにバニラの香りが漂っている。
 「パントフ タイガ」は、松毬と松葉の芳しい香りとアルタイ産ハチミツが特徴的。
 このように「パントフ」シリーズは、社会のあらゆる場で目的に向かって果敢な活動を繰り広げる現代人に捧げられたウオッカである。
 ウオッカは、スエーデン、ドイツ、イギリス、アメリカの品質基準、ISO9001:2000 に適合する高い品質を誇っている。また、ノボシビルスク市で開催されたシベリア見本市で「パントフ」社の製品は金賞を受賞し、賞状が授与された。2005年の国際博覧会では、素晴らしい品質が認められ、同社の4つのウオッカが金メダルを獲得した。

アウトドアクッキングのレシピ

【魚のホイル包み焼き】

 アルミのクッキングホイルを一本、忘れずに持ってタイガに出かけさえすれば、調理はいたって簡単である。
 包み焼きの材料は、
・ 小骨の少ない大ぶりな魚。 サハリンでは、シロザケ、サクラマス、ギンザケ、アメマス、イトウ、大きなイワナを使うことが多い。
・ タマネギ。
・ ベイリーフ。
・ 塩と粒コショウ。

 調理は、焚き火をしっかりと燃やしつけることから始まる。魚を焼き上げるのに充分な広さで、多めに炭を置くのが肝心。火を焚き付けている間に魚をさばき、大きな切り身にする。焚き火に余裕がある時には、一尾を丸ごと調理する。平らな場所にアルミホイルを出来れば二重にして敷き、まず、輪切りのタマネギを載せる。その上にあらかじめ塩コショウした魚を置きベイリーフも散らす。魚の上もタマネギで覆う。タマネギは、単に味を良くするだけではなく、この包み焼きで誰もが一番美味しいと言う魚の皮が、アルミホイルに焦げ付いてしまうのを防ぐ役割も持っている。タマネギ、魚、タマネギと準備して、上からも別のアルミホイルで材料を包む。この時に肝心なのは、上下のつなぎ目から汁が滴らないように、しっかりとアルミホイルを閉じる事だ。
 焚き火が充分に燃え上がったら、熾きた炭を脇に除けて、熱くなった地面にホイルで包んだ魚を置く。そして、このアルミホイルを赤くはぜる炭で上手に覆っていく。火力を保つために、薪を少し足す。
 火の勢いと長年の感で、30分から40分後に炭を除けて、包みを取り出す。
 後は、包みを開けて・・・・、食べるだけ。
 これはもう、本当に、美味しい!

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