サハリン バイクツーリング レポート&ギャラリー
世界のHONDA道を選ばず 5日の休暇で北緯52度。 CB400 (上村様)
HONDA CB400(タイヤだけちょっとオフ仕様)上村様です。
MADE IN JAPANの代名詞HONDA!サスガです。走る道を選びません!そしてご渡航者上村様もわずかの休暇(5日間)を利用してサハリンです。
サハリンを北上され、復路を貨物列車+夜行寝台としてわずか5日間で約1,500kmオーバーを移動されています。当地の道を知るものとして、かなりのハードスケジュールだったと思います。ポロナイスクからのノグリキ到着が午後イチ。そしてすぐにバイクを列車に搭載して折り返しです。ノグリキコースの最短記録樹立です。担当者、これまた「行けるもんなんだ~。」 お疲れ様でした。そしてレポートと画像有り難うございました。
「オン車ライダーの皆さん!オンロードバイクでも行けます!」(キッパリ) 。
2010年9月サハリンツーリングレポート
1.行 程(14日、15日のみ)
9月14日
ユジノを10時に出発。アスファルト道路はウズモーリエ後も続き、ポレチエ付近で約2km程未舗装工事中だったが、マカロフ市内まで続いた。その後はフラットダート。ポロナイスクに17時に到着。スタヤンカに駐車しセーベル泊。
9月15日
セーベルを7時半出発(忘れ物発生で遅れ)。削岩が多いダートで時速50km。オノール通過後は土混じりのダートで走りやすく最高時80km。途中パレボ手前で振動により№プレートが落ち掛かる。14時半頃ノグリキ駅着。Mrアレクサンドルと合流。
バイク貨物代金については口頭で重量申告。計量は無し。16時半頃にMrアレクサンドルと別れ、19時に列車に乗り込み。チケット記載のパスポート番号の数字に誤りがあり、車掌さんは乗車させるのをためらったが最終的に乗車OKとなりました。(番号誤りは鉄道機関側のタイプミスと思われます・・・一字違い)
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ガガーリンホテル全景
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ガガーリンホテルウェイトレス
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ガガーリンホテル夕食01
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ガガーリンホテル夕食02
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ガガーリンホテル夕食03
サーモンステーキ -
絶対に欠かせないパンク用機材
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ボストーチニィ近郊
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ボストーチニィ近郊02
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ボストーチニィ近郊03
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ボストーチニィ近郊04
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マカロフ
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マカロフカフェ
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マカロフ現地青年バイク
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マカロフカフェ_現地ライダー青年
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マカロフ南GS
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ポロナイスク_バイク駐車場
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ポロナイスク市内
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ポロナイスク_ホテルセーベル発
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集落パレボ入り口 ティモフスコエ南
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パレボ村
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ティモスコエ近郊01
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ティモスコエ近郊02
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ティモスコエ近郊03
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ティモスコエ近郊04
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ティモスコエ近郊05
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ノグリキ_Mrアレクサンドル
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バイク貨車搭載用_トラック
2.タイムスケジュールとバイクについて
二日目(9月15日)は現在地確認と給油、№プレート着け直し以外はノンストップでしたが、13時ノグリキ到着は困難と思われます。しかし、その後のバイク積込を二人で行った事を鑑みると、13時迄に到着し駅員さん達の協力を得て載せ込みをするのは魅力的です。
ポロナイスク-ノグリキ間のスミヌィフが道沿いに綺麗(現代的)な建物が数軒並び、大きめのマガジーン、そして宿泊施設がありそうでした。(帰国後ネットで確認した際、宿泊施設有との情報も見つけました-2009年情報)
ライム社にスミヌィフの情報確認をお願いして、現地に交渉して貰うことができれば、この行程が今回より楽になると思います。(一日目、ユジノを早発しスミヌィフで宿泊。舗装がマカロフまで続いていると知っていればスピートを出す気分もアップします。)
バイクについては私のバイクでも大丈夫です。ただご存知の通り、タイヤは替えましたのでダート高速走行時の横滑りはかなり防いでいたと思います。
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ノグリキ01
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ノグリキ02
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ノグリキ駅ホーム
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ノグリキ駅ホーム02
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ノグリキ→ユジノヘ
列車同室男性_乾杯 -
列車食べ物頂く
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列車同室女性
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列車同室_辞書で会話
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列車通路
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列車室内(コンパートメント)の朝
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列車_ウズモーリエ南
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列車隣室母子
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ユジノ駅帰着
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ユジノ_駅前レーニン像
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ホテルから市内
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ユジノ昼食
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ユジノ駅にてバイク受取_倒れてなかった!!
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ユジノ駅貨物受取口
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ユジノ市内01
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ユジノ市内02
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ユジノ市内03
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ユジノ市内04
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ユジノ_ロシア正教会
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イコン
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コルサコフ港 客船ターミナル
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帰国に際し、フェリー船内で洗車
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コルサコフ出港
3.感想とお礼
今回の行程はタイトでしたが満足しています。走り続け、ロシアの人達との交流が無いのではと思う事もありましたが、走り続けた後、列車に乗った時にその思いは消えました。
同じ室内の人々とウォツカを飲みながらの会話。初対面の人との会話が苦手でない人なら きっと満足するでしょう。この旅はツーリングとロシアに憧れる人の夢である寝台列車の旅を経験できます。ぜひバイクの積込方法、時間を検討してノマド様のサハリンプランの一つとして確立してください。もちろん利用する人の二日間走りきる気力と天候に左右されますが。最後になりましたが、今回の私の旅に対応して頂いた伊藤さん、Mrユーリ、ガガーリンでの打ち合わせを通訳して頂いたサカイさん、Mrアレクサンドル、そして私を助けて下さった全てのサハリンの人達に感謝します。本当にありがとうございました。
2010年9月22日 上村 隆二