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サハリン バイクツーリング レポート&ギャラリー

伝統と格式のびーえむ!満を持してサハリン上陸。BMW650GS(最勝寺様)

3泊4日の最短日程で西・東。そしてバイクはBMW。とかく巷の評価が高い、値段も高い。せれぶりてぃーましんですね。BMWは当社取扱初です。そんなんでレポートの投稿をお願いしてしまいました。(ヨーロッパマシンには何故かかしこまってしまう。古い世代なんです。スイマセン。)  4日の休みがあれば海外ツーリング!出来ます。

2011年7月19日~22日サハリンツーリングレポート

~1日目~
稚内→コルサコフ→ユジノサハリンスク(ガガーリン泊)
コルサコフ
ユジノへ向かう途中、警察のネズミ捕りあり
ユジノサハリンスク(20:30着)
同じ船で来てガガーリンに泊る日本人ライダーさんに誘われて夕食は「豊原」で。店の方とライダーさんは顔見知りのようで、日本からの差し入れのお礼にとマツタケの天ぷらをご馳走してくれました。

~2日目~
ユジノサハリンスク→アルセンシェカ→イリンスキー→ホルムスク (チャイカ泊)
ユジノサハリンスク(9:00発)
Aさん、Oさんはマカロフまでいく予定だったので、途中まで一緒に東海岸を走ることに。
ドリンスク(10:00着)
休憩→ドリ→晴れていれば、もっと景色がいいのだろうけどそれでも十分走り応えのある道だった。アルセンチェフカ付近のマガジン(12:00着)

最初は、「なんでこんなところのマガジンが?」と思っていたら、どうやら駅があったようで人もそこそこいるようだった。
Aさん、Oさんはバイクの燃料の心配があったので、道路わきでえびを売っているお姉さんに近くのガソリンスタンドを聞いたところドリンスクまで戻ったほうが近いとのことだったので、マカロフ行きを断念することに。
 お二人とも無事ガソリンスタンドまでたどり着けるか心配でしたが、私はイリンスキーに向かうためここでAさん、Oさんと別れることに。
しかし、この分かれた直後、とんでもない目にあいました。 イリンスキーへ抜ける道路に入って50mくらい進むと、工事中の砂利道が広がっていて、オフ車でも走るのが難しいような状態でした。
 車線なんて考えて走れる状況ではなかったので、対向車が少ないのが唯一の救いでした・・・
西海岸はかなりの悪路だと聞いていたのですが、今回のツーリングでここを上回る酷い道はありませんでした。ここに比べれば西海岸の道もまともなに思えます。しかし、この分かれた直後、とんでもない目にあいました。 イリンスキーへ抜ける道路に入って50mくらい進むと、工事中の砂利道が広がっていて、オフ車でも走るのが難しいような状態でした。
 車線なんて考えて走れる状況ではなかったので、対向車が少ないのが唯一の救いでした・・・
 西海岸はかなりの悪路だと聞いていたのですが、今回のツーリングでここを上回る酷い道はありませんでした。ここに比べれば西海岸の道もまともなに思えます。
 そんな道を向けると道がダートになり一安心。天気もよくなり、気温も上がってきた気がしました。 イリンスキーに抜ける頃には、すっかり青空が広がっていました。

イリンスキー
ガソリンスタンドがあると聞いていたので、探してみたのですがなかなか見つからない。イリンスキーの入り口のあたりに交通警察(?)の交番のようなところがあったのでそこで場所を聞いてみると、「目の前にあるアレだ。」と教えてもらいました。
 ガソリンスタンドの入り口でお金を払って給油しようとしたのですが、給油ノズルからガソリンが出てこないので困っていると、ロシア人トラック運転手が給油機のボタンを押してくれて何とか給油することができました。
給油が終わった後も「お釣りもらってけよ。」みたいなことをジェスチャで教えてくれました。
 ただ、お釣りをもらうときスタンドのおばちゃんとの会話が難しく、こんなに手間がかかるならお釣りいらんわ!という気にもなりましたが、何とかもらうことができました。一部のロシア人には簡単な英語も通じないようです。
イリンスキーからチェーホフまで悪路と聞いて身構えながら走っていましたが、先ほどの道に比べれば特に怖い思いをすることもなく、眺めのいい道を快走できました。
 思った以上に時間がかかってしまいホルムスクに着いたのは18時頃。
 ちなみにホルムスクで給油したときは、英語が通じたのでかなり楽でした。

ホルムスクで宿泊するホテルを探して迷ってしまい、官公庁の宿舎のような駐車場でたまたまそこに来た車にロシア語で「チャイカどこですか?」と聞いてみると「英語はなせるか」と聞かれたので一安心。しかもその方が車でホテルの前まで案内してくれました。 今日は、ロシア人に助けてもらってばかり。 やっとホテルに着いたのも束の間、受付のおばちゃんがロシア語しか話せないらしく、何を言っても通じずこっちも日本語で話し出す始末・・・
するとどこからともなく整備士みたいなおじさんが現れ、英語で通訳してくれて何とか状況を理解。
どうやら、おばちゃんは「受付担当が今いないからパスポート持って飯でも食って来い」と言いたかったらしい。
ともかく、いったん部屋に案内してもらい着替えることに。
着替えた後、バイクのミラー調整をしているとどうやら担当者が帰ってきたらしくその場でパスポートを返してもらえたので、外出することに。夕日に照らされた町並みは、留萌に似た感じがあった。
18時を過ぎるとどこのレストランも閉まってしまったらしく、レーニン広場前の「アルバトロス」というスーパーマーケットをのぞいてみることに。スーパーの中は、黒服を着たガードマンもいて安心感が漂っていた。
品揃えはなかなかのもので、晩御飯にも困らなそう。それに、スーパーマーケットなら会話することもないだろうと安心しきってレジへいくと、なかなか精算が終わらない。
ロシア語で何か言われるがさっぱり・・・
後ろには多くの人が列をなしていたので後回しにされたうえ、買い物籠に入れていたピロシキをレジ係の人が黒服に渡して黒服がどこかへ猛ダッシュ・・・
一体何が起こっているのか・・・
5分くらい経って黒服が帰ってきて何とか精算ができたと思いきや・・・
なんと、まだ買い物籠に入っていた別のピロシキを持ってまたどこかへ・・・
・・・ロシアでの買い物はたいへんだなぁ。
ホテルに帰って林蔵ビールとピロシキを食べて寝ることに。
今日はほんといろいろ大変だった。

~3日目~   ホルムスク→ネベリスク→ホルムスク→ユジノサハリンスク→コルサコフ (ゲストハウス泊)
ホテルを出発する際、バイクに何やら張り紙が。
ノマドで申し込んだ島川さんが書置きしたもので、コルサコフの宿では夕飯が出るので心配いらないとのこと。
昨日の一軒で買い物恐怖症になった身としてはありがたい話だった。午前中は、ネベリスクとホルムスクを往復。
正午から笹熊峠の戦勝記念碑を見た後、ユジノを目指すことに。途中、バーストしている車がちょくちょくいた。少し不安になる。ユジノについて、まずは展望台に行こうと思い林道のようなところを進むも途中で行き止まり。
その後、おみ上げを買うためにゲルメスへ。バイクをゲルメスの前に駐車したついでに資料館に行ってみる。
資料館では、結婚式が行われていたのでしばらく様子を見る。ロシアの結婚式もあんまり日本と変わらないような気がした。
ただ、この資料館は確か旧樺太庁か何かの建物だったので、ロシア人はどういった見方をしているのか少し気になった。結婚式が行われるくらいなので、悪い印象は持っていないのは確かなようだ。

ユジノからコルサコフに向かう途中に空港とトゥナイチャ湖に寄ることに。空港ではバイクで入る場合はゲートすり抜けでOKでした。ターミナルの写真を取ってトゥナイチャ湖へ。が、途中で道を間違えダートを走っているとぬかるみが出現。
思い切ってその上を走ってみたところ、あっという間に泥の中へ・・・
バイクもスーツも泥だらけだったので、明日のことを考えてコルサコフへ急ぐことに。来た道を引き返すと出口に軍服らしきものを着た人とトラックが道を塞いでいました。通ってはいけない道だったのか、目を合わせずに行こうとしたら・・・
なんとトラックの中からロシア軍の兵隊さんに呼び止められることに。びっくりして振り返ってみると10人くらいがこっちを見て何かしゃべりかけていた。その中の1人が英語で「何があった?」と聞いてきたので「こけた」と答えた。
すると「気をつけろよ」みたいなことを言いながら笑って手を振っていたので一安心。どうやら、泥だらけの格好を見て心配してくれたようでした。
コルサコフに付くと島川さんが一足先に来ていたようで、早速夕食の時間だとのこと。
島川さんも私の姿にびっくりしていましたが・・・。

夕食は宿泊料金とは別で150ルーブルくらい。
パン、ボルシチ、トルコライス(?)みたいなものが出てきました。
食後に宿の主人がバイク置き場(500mくらい)まで誘導。
バイク置き場は、鉄製のゲートと番犬(?)がしっかり守ってくれていました。
帰りは、主人の車で宿まで送ってもらえました。帰ってからはスーツとパニアケースなどの泥を落とすことに。島川さんと相部屋だったので、バスルームを1時間近くも占領して申し上げなかった。
その後は、島川さんが買ってきてくれたビールを飲んで寝ることに。ベッドはチャイカよりもしっかりしていたような・・・宿の感想としては、チャイカとあまりかわらずそこそこ快適でした。

~4日目~
コルサコフ→稚内
コルサコフ
出向前にこれからバイクでスペインまで行かれるという方に遭遇。下記のアドレスでブログを書かれているそうです。
http://hiramekin.blogspot.com/
バイク置き場へは、ご主人が送迎してくれました。心配していた泥もフェリー内の洗浄施設で何とか落とせました。
稚内港について今までお世話になった方ともここでお別れ。いろいろあったけど、とても楽しいたびでした!

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